氏名:武者 圭(むしゃ けい)
生年月日:1965年9月4日
出身地:東京都
所属:UDNJ(Universal Design Network Japan)
役職:事務局総務担当
専門分野:サウンドスケープ、音楽美学
所属学会:日本福祉のまちづくり学会、日本音楽学学会
大学生のときから視覚障害者としてサウンドスケープを研究し、まちなかの音環境への提案、公共施設の誘導サイン音のデザインなどを行っている。また、軽度呼吸不全や骨生育不全など複数の重複障害をもつ経験から、幅広い観点でバリアフリーやユニバーサルデザインについての提案や助言・講演や執筆を行っている。
京王電鉄の視覚障害者用音サイン設置アドバイザー、音案内JIS(JIS T0902)検討委員会委員等を歴任し、国立競技場や成田空港のユニバーサルデザインにもかかわっている。福祉のまちづくり学会の活動を中心に、音サインや音環境に限らず、ICTの側面も合わせた様様な課題に取り組んでいる。
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■略歴
- 1995年3月
私立国立音楽大学大学院(音楽学専攻)修了 - 1994年7月から1997年12月まで
社会福祉法人視覚障害者支援総合センターで点訳者養成講座講師 - 1998年9月
プロップ・ステーション主催の翻訳家養成講座終了 - 2002年5月
UDNJ(Universal Design Network Japan)事務局員 - 2003年4月より2004年3月まで
ドコモ「ハーティスタイル」
の実践化にアドバイザー・デザイナーとして参加
(2008年、内閣府
「バリアフリー化推進者表彰」
内閣総理大臣賞受賞) - 2003年6月より11月まで
メルパルク熊本の館内音サイン設計 - 2004年4月より2007年8月まで
立教大学兼任講師 - 2007年1月より6月まで
「江東区やさしいまちの誘導システム」
の音サイン設計
(
2008年度SDA賞
入選) - 2007年8月から2009年2月まで
社会福祉法人視覚障害者支援総合センターで点訳ボランティア講師 - 2008年2月から
京王電鉄で視覚障害者用音サイン設置アドバイザー - 2008年4月から
NPO法人 ハーモニー・アイ
でスペシャルアドバイザー(2017年4月いっぱいで退会) - 2009年8月から2013年9月まで
日本福祉のまちづくり学会、情報障害特別研究委員会 委員 - 2011年11月から2013年10月まで
音案内 JIS 原案作成委員会委員
(2014年5月20日、
日本工業規格「高齢者・障害者配慮設計指針-公共空間に設置する移動支援用音案内」(JIS T0902)
制定) - 2012年9月から2013年12月まで
一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)デザイン委員会アドバイザー
(2013年12月13日、特定非営利活動法人人間中心設計推進機構(HCD)開催のHCD研究発表会にて共同研究
「空間設計におけるサウンドスケープデザインのチェックリスト開発」
が優秀講演賞受賞) - 2013年10月から
日本福祉のまちづくり学会、身体と空間特別委員会 委員 - 2017年5月から2018年3月まで
成田空港ユニバーサルデザイン推進委員会 基本計画策定分科会委員 - 2017年10月から2018年4月まで
新国立競技場整備事業の施工期間ユニバーサルデザインワークショップに参加 - 2018年4月から
成田空港ユニバーサルデザイン推進委員会 分科会委員 - 2020年4月から2021年3月まで
津田塾大学文芸学部 非常勤講師(担当授業『デジタル・ディバイド論』) - 2021年3月から
一般社団法人ケアリングデザイン
でCaring Design Learning(CDL)認定講座講師 - 2021年3月から
特定非営利活動法人 視覚障がい者支援協会・ひかりの森
事務所新築プロジェクトに音環境中心のデザイナー・アドバイザーとして参加
(2024年10月16日
日本デザイン振興会グッドデザイン賞
受賞) - 2021年9月から
国土交通省の交通バリアフリー基準等検討会委員 - 2023年6月から9月まで
つじ眼科
入口誘導のための音サイン設計 - 2024年4月から
杉並区都市計画審議会委員 - 2024年10月
日本サウンドスケープ協会賞
受賞